7月9日（日）尾張名古屋は城でもつ!?、朝から晴れ＝真夏日
 いろいろな意味のあつ〜い夜が明けた日曜日。前日ジムちゃんから貰った桑名名物「安永餅」を朝食代わりに口にしていた・・（貰い物を朝食にしてしまう今回の極貧旅行。でも安永餅は旨いっす！ジムちゃん）10時少し前にJMAXとロビーで待ち合わせ。前日JMAXが研修でこちらに来ていた時の知り合いAさん（ハンドルネームないのでとりあえずAさん）に名古屋に来ている事を話すと日曜日で休みだし、名古屋市内を案内してあげるよとの事。Jにとってはさほど気兼ねしない仲かもしれないが、俺とは赤の他人・・一緒に案内して貰って良いのだろうか？とも思ったが、結局は好意に甘える事になってしまった（反省）。
Aさんは我々が判る待ち合わせ場所である名古屋駅まで迎えに来てくれていた。後から聞いた話だがAさんは名古屋市内に在住ではなかったらしい（重ね反省）。「何処か見たい所ありますか？」と質問されたので、思いつくまま「是非、名古屋城が見たいっす」と言うとAさんはあまりにベタなおいらの解答に微笑みを浮かべていた・・・それで我々一行は名古屋城（上の画像ね）のある名城公園へ・・どうやら名古屋では省略して「名」だけを付けるようだ。でも「な」とは読まず「めい」と読むらしい（詠み人知らず）覚えてきたものをあげると「名駅（めいえき）」「名城（めいじょう）」「名鉄（めいてつ）」凄く単純な事だが、なんだか感銘してしまった・・
 名古屋城は平城なので山城のような自然を融合させてダイナッミクな造りではないけど広大な敷地の中のお城と言う感じだった。その実、当時の全体の復元模型によると天守閣を中心にかなりの範囲までお城の敷地だったようだ。現在の市役所のところも全て敷地内だったらしいし・・そんな名古屋城の名物はなんと言っても天守閣の頂点に君臨する鯱だろう・・・天守閣の最上階には売店がありそこにはその鯱グッズが沢山あった。勿論単純なおいらは何点かお土産として買ってしまったが・・・あと、可愛い鯱の商品が何種かあった・・・そのキャラ名は「しゃちぽん」と言うらしく安易なネーミングに思わず笑ってしまった・・（勿論しゃちぽんグッズの収集はヤメた）ちなみに写真はその鯱の模型に乗ってご満悦なおいらです。う〜ん！ベタな解答で来たかいあった！
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名城をあとにしようとした時Aさんは「もうすぐお昼ですね〜何か食べましょうか？やっぱりきしめんとかがいいですか？」と聞いてくれたので、すかさずおいらは「海老フライが食べたいです」と言ってしまった。Aさんはまたなんとも言えない微笑みを浮かべ「わかりました。海老フライですね」と答えてくれた・・・Aさんが以前何度か通ったことがあるお店に案内してくれた。さすが地元の人！と言う感じの場所にあったのは言うまでもない。我々観光客がこぞって入る事もなくお店は常連さんや近所の方々で賑わいはじめていた。メニューを見ると海老フライ定食が数段階に分かれていたが、迷う事なくおいらは特大をチョイスした。（JMAXは大、Aさんは普通のだった）で、出てきたのが上の写真の２尾の海老フライだった・・あまりの大きさに驚いて写真を撮ってしまった。勿論大きさがわかるようにタバコの箱を入れたのはご覧の通り（笑）。はじめて海老フライでお腹がいっぱいになった。（通常はご飯でお腹がいっぱいになるのに）お腹が満腹のあとはお土産のお買い物・・・朝出発した名駅に戻って貰う。
どうせなら名古屋ならではの百貨店、名鉄百貨店でお土産を漁る事にして時間を頂いた。Aさんはとても気の利く方でおいらが買い物をしている間に新横浜に向かう新幹線の切符を用意してくれていた。（段取り悪いのをカバーしてくれて本当に有り難うございます！我ながら行き当たりばったりな旅行だったと反省しています）おかげさまでみんなでお茶する余裕も出来ました、本当に感謝！16:20の新幹線ひかり号でおいらとJMAXは新横浜へ・・・新幹線で関東圏に戻れる事を悦びとする（何故かは7/8を参照）我々を乗せ新幹線は新横浜へ向け200km/h台の領域へと加速するのであった。
新幹線は我々が名古屋に向かった高速バスの所要時間の１／４程度の時間で新横浜に到着する。どうりでみんな昼間の移動は新幹線使うわけだ・・など妙に納得してしまう程の所要時間の差。時間を有効に使いたいと本当に思った。下手にケチケチすると手痛いしっぺかえしに逢うものである・・そんな思いをしている我々を出迎えてくれる人がいてくれた。某プランニング会社の社長さんのＭさんだ。Ｍ社長は大の北海道好きで最初の関わりは彼が北海道に取材に来た時に遡る。何事も人の繋がりは大切である。ホント不案内な時に地元の人間は頼りになる。心強い限り・・またおいらは相変わらず宿を取っていなかったので宿の手配もお願いしておいた。わざわざ宿の方にＭ社長は案内してくれたが次の日のスケジュールを考えるとどうも用意してくれた宿では都合が悪く折角タクシーでホテルに行って貰ったがそこには泊まらない事にした。（Ｍ社長ゴメンなさい）で、おいらの我が儘を聞いてくれたＭ社長と我々は中華街のある方（ＪＲ関内駅）へ向かった。横浜スタジアムの脇の公衆電話から中華街と山下公園の間くらいにあるホテルを手配して貰う。ホント助かる・・・Ｍ社長は「ホテルに行きがてら中華街で食べるところ見つけましょう」と言って歩き出す・・段々と陽も落ちてきて昼に特大海老フライで満腹だったお腹も空いてきた・・おお、ココが中華街（上の写真ね）か〜と感動するJMAXとおいら・・でも荷物が重い上に今夜も暑い！汗がまた吹き出てる・・（すぐ汗が吹き出るのはデブな証拠なのか？）
何件か物色しながら歩いたもんだからおいらは荷物と空腹でフラフラ。中華街を抜けるとようやく今日の宿泊するホテルへ・・・荷物を置きエアコンのスイッチを入れ即座に部屋を後にした。そして再度中華街へ中国粥の専門店に入ってコースを堪能。入店まで30分程並んだお店でした。最後の方に美味しいお粥が出てきたがその前に出ていた料理でグロッキー気味でお粥は食べきれなかった。（3人とも）口直しに別のお店でお茶を飲む・・・おいらはジャスミン茶を頂く・・う〜ん旨い！料理とお茶で中華街を堪能し、そして散歩と称し山下公園へ。これは失敗だった・・野郎3人での山下公園の夜の散歩は虚しいのを通り越してあぶないおっさん達にしか見られない・・でも省みず写真撮りました。（右上の写真）我ながらイイ根性だったと（苦笑）。横浜地元のＭ社長と同じく保土ヶ谷に寮があるJMAXはココで別れておいらは宿へ・・・すると部屋が北海道の冬並に冷えていた・・エアコンはマックスパワーでおいらの外出の間約4時間程部屋を冷やしてくれていた。有り難う！エアコンさん、廊下と部屋の温度差にビックリしたよ。