Last Update2000/11/24 

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アメリカの自然の中でも特にその雄大さで有名ながグランドキャニオン
ラスベガスの東方約300キロに位置してます。ツアーのカタログではさもすぐ近くですよーって感じに謳われてますが東京〜名古屋間位の距離です。ひえ〜!!
だから移動は当たり前のように飛行機が使われます。
今回はグランドキャニオン観光の航空会社の老舗
「イーグル航空」の空と陸のデラックスツアーというのにのっかって見て参りました〜!注:わたしが行ったのは6月下旬〜7月上旬に行ったのでやたら「暑い」との表現があることをお詫びします。
                   

        

朝こっ早くにホテル前にお迎えのバスが・・(おいおい、旅の疲れ癒えてないぞ)でも容赦なくバスに乗せられて前日降り立ったばかりの空港へ・・・(1泊2日の慰安旅行を彷彿させられた)でもターミナルを横目で見ながらイーグルさんの建物へ(朝のこの段階で摂氏35度。死ぬー)建物内で冷房の効いた場所を探していると体重測定・・ん?重かったら追加料金かい?と思いつつ体重計へ。どうやら小型機なのでバランス取りらしい。だって追加料金とられんかったもん!

建物を出て駐機場へ。案内してくれるのはパイロットだ。ちょっと額が広いが操縦の腕には関係無いだろう・・さっきの体重測定で席が決められているらしい乗る順番と席を指定している。日本語は喋らず英語の指示だ。やべ・・ちゃんと英語勉強しておけば・・と思っているとお前はココだと指さす運ちゃん。は?操縦桿付いとるでぇあんさん指す席は・・・でもそうは言えなかった。9人乗りのセスナ402型という飛行機らしい・・出入り口のハッチの部分以外は2列。なるほど運ちゃんは1人だから隣のコパイロット席も客席な訳だ・・おや?っていうことは180強の運ちゃんと170弱の俺と体重一緒かい?トホホ。そんなことを知らない運ちゃんは俺達を乗せてテイクオフ!エンジン快調!おー。ラスベガスの巨大ホテルがどんどん小さくなっていく!こりゃすげえや!大きな飛行機じゃこう楽しめまい。ん?どうやらはしゃいでるのは俺一人かい?まいったねー。少し大人になろっと!


これは20人位乗れる飛行機で、我々が乗ったのはもっと小さい双発のセスナ(下の写真のね)でした。ちなみにセスナ402型は信頼性が高いそうですが、気温(朝から35度)のせいかエンジンかぶっていてかかりが悪く何度もストールしてました。おいおい、頼むから空では勘弁してくれよ・・・
              

西部劇などでおなじみのモニュメントバレーは最もアメリカらしいシーンとして有名。また、世界中の多くの企業がこの地をコマーシャルフィルムの撮影場所として選んでいるため、ここの光景はだれもが一度はテレビや写真などで見たことがあるはずです。が、これはただの奇岩だと思いますモニュメントバレーはまた少し離れたとこに位置するそうなのでこれはモニュメントバレーもどき。それでも凄い大きさには変わりはないです。       
お。こんな高度な訳ね・・目の前には飛行機の計器が・・となりで運ちゃんが日本語のテープをプレイする。みんなにヘッドフォンしろと合図する。すると案内とおり眼下にはフーバーダム。おお!デカい。何々、このダムの完成によってできた人造湖のミード湖は琵琶湖の15倍!・・おいおい人造湖でこの規模はないだろ・・アメリカ恐るべし。こんなのが戦前(1935年)に完成させてるだもん、日本は戦争に勝てるわけがない。ホント恐ろしい工業力!
関心しているうちにCMとかでしか見たこと無い風景が・・(上の写真ね)

あれ?アッと言う間にグランドキャニオン空港(空港と言ってもただの滑走路+ほったて小屋みたいなのしかない)ここからはバスに乗って移動らしい・・

これから行くというゲストさんへ
ただ単に 「グランドキャニオンツアー」 と言っても、その目的地が本物のグランドキャニオン (サウスリム) ではなくてグランドキャニオンウエストリムであることが多かったりするので注意が必要。このグランドキャニオンウェストリムはグランドキャニオン国立公園とはまったく無縁の場所なのでウェストリムへのツアーに 「グランドキャニオン」 と書くこと自体ルール違反。(ちなみにウェストリムはサウスリムに比べはるかに近いため旅行代理店にとっては利益を出しやすい)。 ツアー申し込みの際は目的地がサウスリムであることを必ず確認するようにね。もちろんここの写真はサウスリムです。            






グランドキャニオンは海抜が約 2000メートルとかなり高いのでラスベガスの街なかから比べるとかなり涼しく感じた。(でも25度位はあった)んー。グランドキャニオンで避暑・・ちょっとだけリッチな気分。

景観を損なわない為か柵がなかったり低かったりしているのでこんな看板があちこちにありました。(お尻擦って手を広げているのが何ともナイスな注意看板。)